CSV からガントチャートを生成する CLI ツール「ganttgen」を作りました。 この記事では、細かい仕様説明は省いて、実際に動かすところまでを紹介します。
始め方
実行バイナリのダウンロード
以下、 ganttgen の最新リリースページから、ご利用の OS に合わせた実行バイナリをダウンロードしてください。
https://github.com/mikoto2000/gantt-generator/releases/latest
CSV ファイルの準備
以下のような CSV ファイルを用意してください。ファイル名は
sample.csv とします。
タスク名,開始,終了,期間,依存,実績開始,実績終了,実績期間,備考
#要件定義,,,,,,,,
タスク1,2025/12/1,,2d,,2025/12/11,2025/12/15,,"12/22 mikoto2000
まいった、終わらん
12/2 mikoto2000
病欠のため着手不能"
#設計,,,,,,,,要件定義は終わっていないが、決まったところから設計していく
タスク2,,,3d,タスク1,,,,"12/22 mikoto2000
テスト
12/2 mikoto2000
テテスト"
#製造,,,,,,,,着手未定
タスク3,,,4d,タスク2,,,,
#テスト,,,,,,,,着手未定
タスク4,,,5d,タスク3,,,,
タスク5,,,,,,,,着手未定
Excel 等の表計算ソフトで編集するのを推奨します。
See: https://github.com/mikoto2000/gantt-generator/blob/main/sample/sample.csv
祝日定義ファイルの準備
以下のような YAML ファイルを用意してください。ファイル名は
sample_holiday.yaml とします。
# YAML で祝日を指定するサンプル。
# YYYY-MM-DD の文字列を配列で記述してください。
holidays:
- 2024-06-10
- 2024-09-16
- 2024-09-23See: https://github.com/mikoto2000/gantt-generator/blob/main/sample/sample_holiday.yaml
ガントチャートの生成・監視・再描画
前述の工程で用意した CSV ファイルと祝日定義ファイルを指定して、
ganttgen コマンドを実行してください。
ganttgen --livereload --holidays ./sample_holiday.yaml ./sample.csv -o sample.html生成されたガントチャートは sample.html
という名前で出力されます。ブラウザで開いて確認してください。
--livereload オプションを指定すると、CSV
ファイルや祝日定義ファイルに変更があった場合に自動的にガントチャートが再生成されます。ブラウザのリロードは不要です。


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