2024年6月24日月曜日

Tauri で Window 配置の復元をする

今回は、前回プログラム終了時のウィンドウ配置を復元するやつを試す。

plugins-workspace/plugins/window-state at v1 · tauri-apps/plugins-workspace を導入するだけ。

前提

  • 開発環境構築は済んでいるものとする
  • Tauri:
    • tauri-cli: 1.5.14
    • rust: 1.78.0
    • node: v22.2.0
  • delete-default-event をベースに作業をしたので、そのディレクトリとの差分を取ってください

実装

実装手順は以下の通り。

  1. バックエンドにプラグインへの依存を追加
  2. Tauri Builder にプラグインを登録

これだけ。

バックエンドにプラグインへの依存を追加

src-tauri/Cargo.tomldependencies セクションに、以下を追加。

tauri-plugin-window-state = { git = "https://github.com/tauri-apps/plugins-workspace", branch = "v1" }

Tauri Builder にプラグインを登録

src-tauri/src/main.rstauri::Builder::default() に、 Store プラグインを登録する定義を追加。

fn main() {
    tauri::Builder::default()
        .plugin(tauri_plugin_window_state::Builder::default().build()) # この行を追加
        .run(tauri::generate_context!())
        .expect("error while running tauri application");
}

これで、前回終了時のウィンドウ配置を復元してくれるようになる。

マニュアルで記録・レストアする機能もあるみたいだが、それは必要になった時に調べることとする。

以上。

参考資料

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