2019年8月15日木曜日

Minikube on Debian 10 に Eclipse Che をデプロイする

前回(Debian 10 に minikube をインストールする) からの続き。

Running Che locally | Eclipse Che Documentation を実施していく。

必要なツールのインストール

Che のデプロイに必要なものたちをインストールする。

helm

バイナリをダウンロードして /usr/local/bin へ移動。

curl -L https://get.helm.sh/helm-v2.14.3-linux-amd64.tar.gz -O
tar xf helm-v2.14.3-linux-amd64.tar.gz
sudo mv linux-amd64/helm /usr/local/bin/
sudo mv linux-amd64/tiller /usr/local/bin/
rm -rf helm-v2.14.3-linux-amd64.tar.gz linux-amd64/

Snappy(snap?) を使うとパッケージとして管理できるようだがとりあえずバイナリダウンロードで済ませてしまう。

chectl のインストール

こちらもバイナリをダウンロード。

2019/8/15 時点のドキュメントで指定されているバージョンは、--domain オプションの指定が正しく動かないので、現時点で最新のバージョンである 20190802065601 をダウンロードしてくる。

RELEASE="20190802065601/chectl-linux"
URL=https://github.com/che-incubator/chectl/releases/download/${RELEASE}
sudo curl -L ${URL} -o /usr/local/bin/chectl
sudo chmod +x /usr/local/bin/chectl

Minikube の設定

VM の起動とポートフォワーディングの設定を行う。

VM を作成して Minikube 起動

最低でもメモリ 4 GB が必要なので、その設定を行う。

ポートフォワーディングでホストの 80 番ポートをフォワードする必要があるので sudo で実行する。

「sudo で実行しないでください」って怒られるし、何か回避策があると良いのだけれど...。

sudo minikube start --memory=4096 --cpus=2

ポートフォワーディング

Minikube が動いている VirtualBox に、ポートフォワーディングの設定を行う。

  • ホストの 80 -> Minikube の 80
sudo vboxmanage controlvm "minikube" natpf1 "che,tcp,,80,$(sudo minikube ip),80"

Eclipse Che のデプロイ

sudo chectl server:start --domain="${DEBIAN_IP}.nip.io"
  • ${DEBIAN_IP}: Debian の IP アドレスに置き換える。

動作確認

Windows から http://${DEBIAN_IP}.nip.io に接続。

OK.

参考資料

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